化学系ベンチャーの可能性について

NO IMAGE

■化学系ベンチャーで働く魅力と将来性について

いまは、ベンチャー系企業に注目が集まっている時代ですが、化学系ベンチャー企業もその中の一つとして、話題となっています。
化学系のベンチャー企業で働く場合、個別の企業によっても違いますが、新しいことへのとらえ方、というものが全く違います。
たとえば、ベンチャー企業では、新しい取り組みにも、まずはやってみよう、という雰囲気が浸透しており、新しくチャレンジがどんどんできるという点が魅力です。
新しい企画も通りやすく、現場の判断でどんどんチャレンジすることができます。このため、大手の起業とはまた違った魅力があるというのが、化学系ベンチャー企業で働くうえでの魅力です。
大手の化学系メーカーでは、これらのベンチャー企業と、積極的に連携していくという方針を撮っており、最近では、どんな事業でも単独と言うのは難しく、事業の提携、技術提携などをベンチャー企業と行っていこうと考えている企業が少なくありません。
事業と言うのは、成長していくうちに、伸び悩むことがあります。このため、このあたりを外部のベンチャー企業との連携において、成長させたい、と考えているのが基本です。このため、大手の化学系メーカーは、化学系ベンチャーと連携をし、そして共同技術開発などの様な形を取りたい、と考えているところが少なくありません。技術的に化学系ベンチャーは優位であり、さらには、連携をすることで、上手く強み、弱みを補える、と言われています。化学系ベンチャー企業にはユニークな技術があり、さらには強烈な個性の社長であったりと、刺激的な面も多く、大手の企業から見ても連携をしたい魅力にあふれています。

■化学系ベンチャー企業のデメリットについて

しかし、化学系ベンチャー企業にはデメリットもあります。
まず、化学系ベンチャー企業の場合、世の中にそれらを発表するまでにお金がかかりがちで、投資額が大きくなりがちである、ということがいわれています。
特に、化学系のベンチャーの場合には、赤字が膨らんでしまいやすく対処に困ることも多く、根が深い問題となっています。
また、債務超過となる前に、資金調達を行うことが必要ですが、これらのことに対応できる経営者がいないのです。経営者は技術畑出身であり、社長が資金調達まで手が回らないことも多く、これらが科学系ベンチャーの弱みであるとも言えるでしょう。

■化学系ベンチャー企業の強み、可能性とは?

しかし、化学系ベンチャー企業には、さまざまな可能性に満ちている、といえるでしょう。化学系ベンチャー企業の中には、世界に、化学革命を起こしたい、と考えている企業も少なくありませんし、ものづくりベンチャーとして、多額の投資を受けている企業も存在しています。
最初は、化学系ベンチャーとして、メーカーとの連携というものを考えるのが一般的ですが、中でも自分たちでスケールアップをし、出資を受けているという企業も少なくありません。
モノづくり系のベンチャー、または化学系のベンチャーの場合、最初に投資が必要であり、技術実証、また
プロダクト実証フェーズなどに壁があります。
しかし、技術に可能性があるベンチャー企業であれば、その事業性、市場性を認められた場合、一気にスケールアップを目指すことも可能です。
ベンチャー企業では風呂敷を大きく広げるだけではなく、実証していくことが必要となります。
中には、海外において連携、そして海外進出を目指しているベンチャー企業もあり、可能性は無限であるといえるでしょう。化学系のベンチャー企業の場合、大きく成功させれば、注目の的となり、スケールアップも可能ではありません。

ベンチャーカテゴリの最新記事